【黄金の血】誰にでも輸血できる稀血:”Rh null型” 金よりも高価な血のお話

ムコQ

どうも、ムコQです!

 

あなたは自身の血液型ってご存知ですか?

世の中には、A,B,O,AB型以外の特殊な血液型が存在します。今回の記事は、その稀な血液型についてご紹介いたします。

 

ムコQ

まずはざっと、血液型についての予備知識から!

 

ABO式血液型

画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/ABO%E5%BC%8F%E8%A1%80%E6%B6%B2%E5%9E%8B より

 

ABO式血液型って?
  • 赤血球の表面には250種以上の表面抗原があり、A型抗原とB型抗原はその代表的な抗原
  • 赤血球の表面にA型抗原があるとA型、B型抗原があるとB型、AとB両方の抗原があるとAB型、AとB両方の抗原が無いとO型
  • 日本人の血液型比率は、A:O:B:AB = 4:3:2:1 と言われているが、世界的にはO型が一番多い

 

実際には、これ以上分類分けする事ができます。それが『Rh因子』です。

ムコQ

あ、気になりますよねやっぱ。私は『B型Rh+ 』です。

 

Rh因子について

Rh因子って?
  • 赤血球膜の抗原により判定されるもの
  • D抗原、C抗原、E抗原が存在する
  • C,E抗原は、抗体の免疫反応が非常に弱い。そのため、D抗原の有無で陽性・陰性を表記する。

『Rh- 』の人は、『Rh+ 』の人と比べてかなり少ないのが分かります。

Rh- の人は献血に行きましょう。あなたも輸血に救われることになるかもしれません。

画像:http://www.jrc.or.jp/donation/first/knowledge/ より

 

 

輸血について

輸血をする際、ABO血液型とRh因子の組み合わせに注意しなければいけません。人それぞれ持っている抗原が異なるので、その人に合った赤血球を輸血しなければいけないのです。

例えば、A型の人にB型の赤血球を輸血すると、もともといるA型の抗体が輸血した赤血球の抗原を攻撃し、溶血と呼ばれる現象が起き、赤血球が破壊され、身体中に酸素を送る事ができなくなってしまいます。

 

 

 

しかし。

世の中には、誰にでも輸血できる”黄金の血”と呼ばれる血液を持った人々が存在します。

それが、全く抗原を持たない血液:『Rh null型』です。

 

Rh null型って?

画像:https://gigazine.net/news/20141125-golden-blood/ より

Rh null型って?
  • 全く抗原を持たない赤血球
  • 誰の抗体に対しても陰性なので、誰にも輸血する事ができる
  • ”黄金の血”とも呼ばれている
  • 世界中で43人だけ確認されており、輸血に応じているのはたった6人だけ
  • しかし、彼らは血液をあげることが出来てももらうことはできないので、自身の為に貯血している

 

ムコQ

めちゃめちゃレアな血液!

ちなみに、輸血に応じているこの6人の中に日本の方もいらっしゃいます。

 

Rh null型が初めて発見された話

40年前、当時10歳の子どもであったトマス君がジュネーブの大学病院に運ばれてきました。トマス君は感染症にかかっており、彼の血液を調べてみると血液型を判別するための抗原が存在しなかったそうです。

当時のジュネーブ大学病院のマリ・ホセ博士はこれが全く信じられず、アムステルダムとパリにある研究所にもトマス君の血液の解析を依頼したそうで、その結果トマス君の血液型は全ての抗原を持たない「Rh null」であったことが判明します。

2010年の段階でトマス君と同じ「Rh null」を持つ人は、世界中で43人確認されています。

血液型は家系の中で継承されていきますが、「Rh null」も次世代に受け継がれていく血液型、といわれています。なので、研究者達はトマス君の親戚の血液型も調査したそうですが、その結果判明したのは、トマス君の「Rh null」型は完全なる突然変異により出現したものであり、通常ならあり得ないような確率で生まれたものということでした。

あらゆる血液型の患者に対して輸血可能な「Rh null」の血液を、パリの国立免疫血液学研究所のティエリ・ペイラード所長は「黄金の血です」と言います。現在世界中で確認されている「Rh null」を持つ人は40人を超えますが、その中で輸血に応じてくれる人物は、トマス君を含むブラジル・日本・中国・アメリカ・アイルランドに住む6人だけだそうです。

そんな世界的に貴重な「黄金の血」が保管されているというのが、イギリスのInternational Blood Group Reference Laboratory(IBGRL)という研究所。研究所内の写真を撮影した写真家のグレッグ・ホワイト氏は「これほど多くの血液が動き回るのを見るのは初めてで、少し不気味だった」と感想を述べています。

IBGRLに入る際は、まず灰色の部屋の中で青い手術衣と専用の靴とヘアネットを着用し、無塵室や無菌室を通って、イングランド中から集められてきた血液が保管されている部屋に入ります。また、IBGRLでは人口の0.01%未満しか持たない「黄金の血」が他の血液型のものと混ざらないように、完全に別個で処理・保管されているそうです。

引用:https://gigazine.net/news/20141125-golden-blood/ より

 

さいごに

ムコQ

記事を書く前と書いた後の温度差がひどい

 

『へぇ〜知らなかったぁ〜すげぇ〜』って思ってくれればいいです。

 

 

ムコQ

アシタノワダイハミツカリマシタカ?

ミツカッテナイノデアレバ、ホカノキジモヨンデミテクダサイネ!

では。ムコQでした。

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